エアコン一斉稼働式典 松阪小中45校に整備 三重

【エアコン稼働式典でスイッチを押す竹上市長(右)ら=松阪市殿町の殿町中学校で】

【松阪】三重県松阪市は30日、同市殿町の殿町中学校で、市立小中学校で整備していた空調設備の一斉稼働記念式典を開いた。

小学校35校、中学校10校の計45校の695教室にエアコンを設置する工事を2月から進め、9月から使える。工事費は約17億円。

竹上真人市長は「3年かかった。3階南向きの教室の温度を計ったら40度近くあり、やっぱりひどい。市民3千人アンケートで設置賛成が7割あり、圧倒的だった」と経緯を説明し、「何とか1年で全校の工事を仕上げる方法にこだわり、維持管理まで含め一括して20億円で契約した。快適な環境で学習できる」とあいさつした。

幸小学校と殿町中学校の代表が「これまで汗が教科書とノートにぽたぽた落ちた。給食で食欲が出なかった。冬はコートやジャンパーを着て勉強していた」「学力向上を願う気持ちに応えたい」と感謝。同中吹奏楽部のファンファーレに合わせて竹上市長らと稼働スイッチを押した。