焼き菓子「潮風のおかし」完成 高校生が志摩氏の海藻から考案 三重

【新商品「潮風のおかし」をPRする中西さん(左)と竹内さん=伊勢市楠部町の皇學館高校で】

【志摩】高校生が三重県志摩市産の海藻を使って考案したスイーツをもとに開発した焼き菓子「潮風のおかし」が完成した。皇學館高校(伊勢市楠部町)3年中西結菜さん(18)が考えたレシピをもとに、志摩市の「菓子工房シマヤ」が商品化。中西さんは「海藻の風味が広がるお菓子。たくさんの人に食べてほしい」と話している。

中西さんは昨年、志摩の特産品を生かしたレシピを県の高校生から募る「志摩の里海旨いもんコンテスト」(志摩市商工会主催)で、テーマ食材のアカモクとヒジキを使った焼き菓子を考案。応募作品80点の中から最優秀賞に輝いた。

そのレシピをもとに、シマヤの菓子職人、竹内敏夫さん(59)が商品化に向けて改良。5月ごろから、中西さんとの打ち合わせや試作を重ね、アカモクの粉末を練り込んだクッキー生地にキャラメルでコーティングしたヒジキやナッツをのせた焼き菓子に仕上げた。

皇學館高校で29日に完成発表会が開かれた。中西さんは「自分の考えたお菓子がお店に並ぶなんて、多くの方の協力のおかげ。食感を良くするため何度も試作しのたで、海藻が苦手な人にもおいしく食べてもらえると思う」と笑顔をみせた。竹内さんは「中西さんのイメージを大切に仕上げた。伊勢志摩を代表するお菓子になっていけばうれしい」と話した。

「潮風のおかし」は1個130円、8個入り1200円(税別)。シマヤで9月下旬に発売予定。

問い合わせは菓子工房シマヤ=電話0599(85)0429=へ。