紀北町 転倒防止に認証予防を 三重大医学生が健康体操講座

【三重大生と一緒に体操をする住民ら=紀北町大原の大原集会所で】

【北牟婁郡】三重大学(三重県津市)医学部医学科2年生5人が30日、紀北町大原の大原集会所で健康体操講座を開き、住民8人が参加した。

同大の地域基盤型保健医療教育実習の一環。29グループに分かれて、各市町で実習を行っている。

同地区では昨年9月に学生らが地域の歴史や家族構成など7項目を住民に聞き取ったり、地区を散策したりした。住民からは、スーパーなどが近くにないため、車やバスを使用していることや、普段からあまり運動をしないといった声を聞いたという。そのため、手足を動かす健康教室を実施することになった。

この日は転倒防止のための下半身の運動や、左右のの手で違った動きをする認知症予防のトレーニングなどを紹介し、「体を動かすことを、朝の習慣に取り入れてみては」などと呼び掛けた。

参加した小椋祐子さん(78)は「体が軽くなった。これからも体操を続けたい」と話した。

岩佐良さん(20)は「実習を通して、地域の特色に合った医療を進めていくことが大事ということを学んだ」と語った。