工夫で生活の進歩知って 鈴鹿市考古博物館 縄文―現代の道具140点 三重

【日常生活に使われた道具の今昔を紹介する展示の数々=鈴鹿市国分町の同市考古博物館で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市国分町の市考古博物館はこのほど、企画展「今の道具 昔の道具 ずーーっと昔の道具」を始めた。9月16日まで。

「身近な道具の変化を通じて、考古学に興味を持ったもらいたい」と企画。縄文時代から現代の日常生活で使われた道具を約140点展示している。

調理具や農具、食器など分野に分けて展示。調理具では現代のガスコンロや昭和時代の羽釜、飛鳥時代の移動式かまどなどを並べた。農具の鍬は昭和と弥生時代、鋤は昭和と古墳時代のそれぞれ2点を並べ、ほとんど変わっていない形を示している。奈良時代の食事を復元したパネルもある。

同館学芸員の吉田真由美さんは「人々の工夫で道具や生活が変化、進歩してきたことを知ってもらえれば」と話していた。