伊勢湾台風60年 三重県 大型台風訓練の詳細発表

鈴木英敬三重県知事は28日のぶら下がり会見で、9月1日に木曽岬町内などで開く「スーパー伊勢湾台風」に備えた訓練の詳細を発表した。海抜ゼロメートル地帯の要支援者をバスで避難させる手順などを確認する。

訓練は1日午前8時半から正午まで実施。海抜ゼロメートル地帯の町内に住む高齢者や障害者ら約20人をバスに乗せ、いなべ市内に避難させる。市町間の情報共有や調整などの事務作業も合わせて実施する。

このほか、町内では自宅の2階や屋根などに垂直避難したことを想定した訓練も実施。ドローンを使って上空から避難の状況を映像で確認した上で、海上保安庁のヘリが避難者を救助する。

訓練の後は、岡山県倉敷市真備町が甚大な被害を受けた昨年7月の西日本豪雨で被災した山陽新聞社の古川和宏総社支局長が講演。早期避難の重要性をテーマにした川口淳・三重大准教授との対談もある。

また、県は伊勢湾台風から今年で60年が経過することを受け、9月19―21日にかけて、風水害対策をテーマにしたシンポジウムや伊勢湾台風の犠牲者を悼む追悼式を四日市市内で開く。