四日市 海外スケッチのとりこに 笠野さん4年ぶり個展 三重

【公募展での受賞作を紹介する笠野さん(左)=四日市市山田町の小山田美術館で】

【四日市】日本美術家連盟会員で、一期会の理事を務める笠野建司さん(80)=三重郡菰野町菰野=が27日、三重県四日市市山田町の小山田美術館で四年ぶりとなる個展を開いた。9月1日まで。

平成25年の「第48回一期展」で、大賞、大衆賞とダブルの受賞を果たした100号の大作「雨のサンタ・マリア広場」や、アルゼンチンの街の風景とサッカーに興じる子どもたちの姿を描いた作品「サッカー王国」など海外の風景画を中心に、油彩画、水彩画、コラージュなどえりすぐりの53点を展示した。

44年前、欧州へ初めてスケッチ旅行に出掛けて以来、海外スケッチのとりこになったという笠野さんは「(海外ならではの)光と風を求めて、旅に出た。現地の空気を感じ取ってもらえたら」と話していた。

体力的に限界を感じることもあり、大がかりな個展は今回で最後になるという。併せて作品集も出版し、会場に置いている。