大地震備え災害対応訓練 津南署といなべ署 信号復旧や放置車撤去訓練 三重

【信号用電源付加装置の操作手順を確認する津南署員ら=同署で】

【津・いなべ】9月1日の防災の日を前に、三重県の津南署といなべ署は27日、防災訓練を実施した。それぞれ、県内で最大震度7、震度6弱の地震が発生したと想定し、津南署では約120人、いなべ署では45人が参加。災害時の対応手順を確認した。

災害時は停電によって広範囲で信号機の灯が消えるなどの交通トラブルが発生することを踏まえ、津南署は復旧に必要な「信号用電源付加装置」の操作手順を確認。いなべ署は署員が車両を誘導する「手信号」の訓練を行った。両署は放置車両を撤去する「ミニレッカー訓練」も実施した。

津南署では、津市消防本部久居消防署の救急隊員を講師に招き、心肺蘇生法や自動体外式除細動器(AED)の使用訓練もあり、署員が傷病者への対処方法を学んだ。

竹尾和也津南署長は「地震災害は予測不能で、日頃から自分のとるべき行動のシュミレーションが必要」と訓示。いなべ署の杉谷善明署長は「本番のごとく訓練に臨み、発生時は一人でも多くの人を救助し、治安の維持に当たってほしい」と話した。