鳥羽市 ふるさと納税返礼品 真珠取り扱い再開 三重

【ふるさと納税の返礼品として取り扱いを再開する真珠製品(鳥羽市提供)】

【鳥羽】三重県鳥羽市は27日、ふるさと納税の返礼品として資産性が高いことを理由に中止していた真珠製品の取り扱いを28日から再開すると発表した。3月の地方税法改正により、少額なものに限り認められたとしている。

総務省は返礼品の価格を寄付額の3割以下に抑えるよう各自治体に通達している。これを受け、市は県の基準にならって10万円以上を高額商品と位置付け、それを下回る額として返礼品の価格が9万円となるよう、ふるさと納税の寄付金額の上限を30万円とした。

同市企画財政課によると、平成29年4月1日付の総務省通知により、「宝飾品である資産性が高い」として返礼品に真珠製品を取り扱うことについて見直しを迫られていたことから、同年12月1日以降の取り扱いを中止していた。

同市へのふるさと納税寄付は28年度は5249件、約5億4600万円だったが、真珠製品の取り扱い中止により30年度は2044件、約1億7800万円と3分の1近くに落ち込んでいた。

中村欣一郎市長は「真珠は鳥羽の象徴。年末にかけてふるさと納税額が伸びることを期待する」とコメントした。

同市は真珠製品の準備ができ次第、市のふるさと納税ポータルサイトで紹介するとしている。また同じく取り扱いを中止していた志摩市でも9月下旬からの再開を決めた。