三重化学工業 伸縮自在冷却剤完成を報告 松阪市の支援事業第1号

【開発した医療用冷却剤を伸ばす山川社長(左)と竹上市長=松阪市役所で】

【松阪】三重県松阪市大口町の保冷剤製造・販売「三重化学工業」の山川大輔社長は27日、市役所で竹上真人市長に医療用冷却剤「ぷるCUREアイスパック」の開発完成を報告した。同社は同市が昨年度から始めた自治体初の取り組み「中小企業ハンズオン支援事業」の第1号。

同事業は市内から公募で1社を選び、商品開発から販売、宣伝まで市が集中的に援助する。

アイスパックは縦10センチ、横22センチ、約400グラムで、税別3300円。岐阜県の素材メーカー「タナック」が開発した新素材を外装に使い、両端を引っ張ると伸びるため、腕や首に巻いて密着できる。

山川社長は「腕を冷やした後でぱっと注射すると痛みがなく、子どもがうれしがった。東京五輪やみえ国体を控え、スポーツ関係にも売り込みたい」と抱負を語った。

竹上市長は冷却剤を広げてみて、「高校・プロ野球の投手の肩を冷やすのに最高にいい。夢も広がりいい話」と激励した。