南伊勢町 剣祖の偉業たたえ演武 120人気迫込め奉納 三重

【気迫のこもった演武を奉納する参加者ら=南伊勢町五ケ所浦の五ケ所城跡で】

【度会郡】剣術の源流の一つ「愛洲影流」を編み出した愛洲移香斎久忠(1452―1538年)の偉業をたたえる「愛洲氏顕彰祭・剣祖祭」が25日、三重県南伊勢町五ケ所浦の五ケ所城跡であった。全国から22団体、約120人の剣士が参加し、気迫のこもった演武を奉納した。

移香斎は五ケ所城を拠点とした伊勢の豪族「愛洲氏」の一族で、剣道の始祖。愛洲氏顕彰会(中村辰生会長)と剣祖祭実行委員会(西岡孝夫委員長)が、地元の偉人の功績を伝えようと移香斎の生誕地で毎年開き、38回目を迎えた。

この日は式典後、参加者らが真剣や木刀、やりなどを使い、それぞれの流派に伝わる組太刀や居合を披露。小中学生による野試合や剣道大会も行われた。

西岡委員長(59)は「愛洲移香斎をしのびながら次の世代につなげていきたい。2年後の40回に向けて新たな気持ちで剣祖祭を行っていければ」と話していた。