津 久居藩ゆかりの史跡巡る 350年の歴史、親子ら学ぶ 三重

【藤堂高通公と高堅公の木像を見学する参加者=津市久居元町の玉せん寺で】

【津】三重県津市久居地区の史跡を巡る夏休み歴史教室が24日あり、市内の親子ら27人が地区内約3キロを歩いて久居藩ゆかりの史跡を巡った。

ガイド団体「久居城下案内人の会」が350周年を迎える久居藩の歴史を知ってもらおうと開催した。

参加者は久居藩が津藩藤堂家の支藩として藤堂高虎の孫高通が立藩から3年かけ城下整備、入府に至ったことを学んだ後、久居藩藤堂家の菩提(ぼだい)寺や祈願所として創られた野邊野神社、城下に時を告げた子午(とき)の鐘などを巡った。

菩提寺の玉せん寺では武家屋敷風の門や初代高通公と二代高堅公の木像、墓石の五輪塔を見学。ガイドは「境内の池は昔はもっと大きく大火の時竜が飛び立ち火を消した言い伝えがある」などと説明した。

母親と参加した市立豊が丘小5年の廣田朱音さん(10)は「学校では習わない昔のことが知れた」、退職し故郷の久居二ノ町に戻った畑伸幸さん(62)は「住んでいても分かっていなかった地元が再発見できていい」と感想を話した。