津 国民の退位支持、政府動かす 皇室ジャーナリスト久能氏が講演 三重

【講演する久能氏=津市一身田上津部田の県総合文化センターで】

【津】三重県神道青年会は24日、津市一身田上津部田の県総合文化センターで同会創立70周年記念講演会を開いた。皇室ジャーナリストの久能靖氏が「知られざる皇室」と題して講演した。

久能氏は「譲位によって非常に明るいムードの中で新しい時代を迎えることができた」と説明、「以前だと新しい元号を考えること自体が天皇の崩御を前提にしなければならず話題にできなかった」と述べた。

また、元号について「元号は今回で248番目」と述べ、「1人の天皇で1つの元号になったのは明治以降。明治天皇の父である孝明天皇の時は6回も元号が変わった」と紹介した。

久能氏は「今は皆さんが皇室に関心を持っている。その意思を何かの機会で出してもらえれば」と呼びかけ「今回の御退位も政府は及び腰だった。80%の世論調査で国民が退位を支持したことが政府を動かした」と話した。