英国に看護師ら4人派遣 三重県が壮行会 地域包括ケアシステム学ぶ

【英国・ロンドンに派遣される看護師ら(奥)=三重県庁で】

介護・医療支援を一体的に提供する地域包括ケアシステムのけん引役となる看護師を育成するため、三重県は9月8日―同14日までの7日間、県内の看護師ら4人を英国・ロンドンに派遣する。壮行会が22日、県庁であり、鈴木英敬知事らが激励した。

派遣されるのは、県看護協会ナーシングヒルなでしこの藤波惠子施設長▽訪問看護ステーションほたるいせの高野幸代看護師▽三重大院医学系研究科武田佳子助教▽県立看護大篠原真咲助教―の4人。

4人は200年近くの歴史があるロイヤルフリーホスピタルで地域包括ケアシステムの研修を受ける。県は平成27年に同病院と覚書を締結し、毎年看護師らを派遣。これまでに19人を派遣し、今回で5回目。

壮行会では、鈴木知事が「地域包括ケアシステムでは看護職に多職種連携の核となる重要な役割を果たしてもらわなければならない。有意義に過ごすことを心から期待する」と述べた。

藤波施設長は「諸外国に先駆けて地域包括ケアシステムを導入したイギリスに学び、今後、看護職としてそれぞれの立場から地域包括ケアシステムの推進の一翼を担いたい」と決意を語った。