3年保育、PTAが要望 尾鷲幼稚園、市議会議長に 三重

【濵中議長(手前)に陳情書を渡す尾鷲幼稚園PTA会長の大川さん=尾鷲市役所で】

【尾鷲】三重県尾鷲市中村町の市立尾鷲幼稚園の3年保育実施に向けて、PTA役員ら5人が20日、市役所を訪れ、陳情書を市議会の濵中佳芳子議長に提出した。

市内の幼稚園は、4、5歳児が通う尾鷲幼稚園と、3、4、5歳児が通う三木幼稚園がある。3年保育を受けるため、市街地から離れた三木幼稚園に1年通わせた後に尾鷲幼稚園に通わせる保護者もいるという。

保護者らは、平成25年から毎年、要望書を教育長や市長に提出するなどしてきたが、実現に至っていない。

三木幼稚園は本年度末で廃園になる予定で、保護者らは尾鷲幼稚園の3年保育の実施に向けて早期の対応を求めている。

この日、尾鷲幼稚園PTA会長の大川晋右さん(35)らが市役所で濵中議長に陳情書を提出し「尾鷲幼稚園での3年保育の実施をお願いしたい」と訴えた。

濵中議長は「きっちり受け止めて審議したい」と述べた。

議員のはからいで急遽、PTA役員らは加藤千速市長と会い、尾鷲幼稚園の3年保育実施を要望。加藤市長は「大いに議論していきたい」と述べた。

市教育委員会によると、8月1日現在、市内の保育園と幼稚園に通う子どもの割合は保育園94%、幼稚園6%という。