1年の無事願い火渡り 津・千手院賢明寺 老若男女、果敢に挑戦 三重

【たき上げた護摩木の上を渡る参詣者ら=津市久居元町の千手院賢明寺で】

【津】三重県津市久居元町の千手院賢明寺で18日夕、火渡りの行事があり、約百人がたき上げた護摩木の上を歩いて心身を清めた。

同寺の本尊ご開帳法要に合わせた行事の一環。三重修験道会の福森実峯代表ら山伏6人が般若心経を唱え境内の東西南北の結界に矢を放った。

ヒノキの枝と共にたき上げた護摩木がめらめらと燃え、4人の山伏が太刀で周囲を清めた。福森代表らに続いて参詣者が御幣(ごへい)の札を手に、残り火の上をはだしで渡った。幼い子から高齢の男女まで皆果敢に挑戦し渡り終えるとほっとした表情を浮かべていた。

熱田愛可さん(36)=同市久居新町=は1歳8カ月の杏南ちゃんを抱いて渡り「1年けがや病気をせず過ごせるよう願った。いい行事なので子どもが大きくなっても残っていてほしい」と感想を話した。