台風10号、強風で3人負傷 三重県内でも被害

【台風10号による高波=熊野市で】

大型の台風10号の接近に伴い、三重県内は15日、朝から断続的に強い風が吹き、雨も降り続いた。14日夕から15日夕にかけて、津市や伊勢市で高齢者計3人が強風にあおられ転倒し、軽傷を負った。桑名市では軽ワゴン車の30代女性が強風で田んぼに転落。けがはなかったという。降り続いた雨の影響で16日午前中までは土砂災害の恐れなどがあるとみられ、津地方気象台は注意を呼びかけている。

気象台などによると、15日午後5時までの県内の主な最大瞬間風速は、尾鷲市で26・2メートル▽伊勢市小俣町で22・7メートル▽松阪市粥見で22・0メートル▽津市で21・7メートル。同日午後5時半ごろ、伊勢市一之木四丁目で、80代の女性が歩行中、強風で転倒。軽傷という。

一方、14日夕には津市内で歩いていた60代の女性と自転車に乗っていた70代の男性が強風で転倒し、それぞれ腰や頭などに軽傷を負った。

台風の影響は16日午前中まで続くとみられ、16日にかけて予想される波の高さは北中部4メートル、伊勢志摩の内海で5メートル、南部の外海で9メートルの予想。海の便では15日、鳥羽市の市営定期船や津市のなぎさまちと中部国際空港を結ぶ津エアポートライン、鳥羽市―愛知県田原市間の伊勢湾フェリーが欠航した。

停電も発生。中部電力によると、同日午後6時現在、四日市市を中心に約4180戸で停電が起きている。