戦争の記憶語り継ぐ 鈴鹿市立図書館で平和のメッセージ展 三重

【戦時中の暮らしを伝える貴重な史料の数々=鈴鹿市飯野寺家町の市立図書館で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の九条の会すずか(稲垣恵美子代表世話人)は15日、同市飯野寺家町の市立図書館で「平和のメッセージ展2019」を開き、公募作品や戦時中の史料など約百点を展示した。19日まで(16日は休館日)。

市内会員を中心とした16人が、それぞれの平和への思いを込めて制作した絵手紙や俳句などの作品約20点のほか、鈴鹿海軍工廠や鈴鹿海軍航空基地など市内の戦争遺跡を撮影した写真、軍隊生活などの写真を貼った当時のアルバム、父親の戦死が通知された日のことを記した絵日記などが並ぶ。

17日午後2時から朗読劇「ぞう列車がやってきた」、18日午前11時から東南海地震を経験した加藤二三子さん(84)が「戦争中に起きた大地震と津波」をテーマに戦争体験を話すほか、「おこり地蔵」「二つのクルミ」など4作のアニメ映画を日替わりで各日1、2回上映する。

稲垣代表世話人(69)は「戦争の記録や記憶を語り継いでいくことは大切。平和の素晴らしさを次の世代に伝えたい」と話していた。