台風10号 南部で総雨量1000ミリ超も 三重県が緊急部長会議

【緊急部長会議で、台風10号に向けた対応を報告し合う幹部職員ら=三重県庁で】

超大型の台風10号の接近に伴い、県は13日、緊急部長会議を開いた。県内へは15日に最接近し、猛烈な雨となる見込み。県などは県民に土砂災害や河川の増水への警戒を呼び掛けている。

県庁で開かれた会議では、津地方気象台の担当者が14日夜から局地的に猛烈な雨となる見込みと説明。「総降水量が南部の多い所で1000ミリを超える大雨となるおそれがある」と注意喚起した。

防災対策部の日沖正人部長は14―15日に県内9カ所の防災拠点に計20人の職員を派遣すると説明。今年の出水期から避難情報の伝え方が変わったことから「警戒レベル3で避難に時間を要する人、警戒レベル4で全員が避難することになる」と述べた。

休暇中で中国・上海にいる鈴木英敬知事はインターネット電話で会議に参加。観光客が多い時期であるため、幹部職員らに観光施設の防災対策に万全を期すよう指示した。県民に向けて「不用意に屋外に出たり、海岸や河川に近づいたりすることは避けてほしい」と呼び掛けた。

また、県は台風が接近するため、桑名市の大型商業施設「ジャズドリーム長島」で15日に開催を予定していた「スマホでみえ得キャンペーン」のキックオフイベントを延期すると決めた。