夏の甲子園 津田学園敗れる 初の16強入り逃す 三重

【履正社―津田学園 試合後、津田学園・佐川監督から握手でねぎらわれる石川主将=甲子園で】

第101回全国高校野球選手権第8日は13日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦があり、県代表の津田学園(桑名市)=2年ぶり2度目=は履正社(大阪府)に3―7で敗れて初のベスト16入りを逃した。

1回戦の静岡戦に続き右上手投げの3年生主戦前佑囲斗が先発。初戦は1失点で完投した前だが、この日は二回に1点を先制されると三回には5長短打を集められ5点を失った。

その後四回から継投した右横手投げの3年生、降井隼斗が追加失点を暴投で失った六回の1点にとどめると、履正社主戦左腕清水大成に抑えられていた打線も反撃を開始した。

五回に履正社清水の暴投で1点、六回に6番石川史門の中犠飛で1点、八回には捕手の5番阿萬田琉希の二塁打などで2死三塁とし7番小林世直の右前適時打でさらに1点を加えた。

八回裏の守備では2死二塁のピンチで一度は一塁の守備についていた前が再登板。履正社5番内倉一冴を左飛に仕留め味方の反撃を待ったが、九回表の攻撃を3人で終えて万事休した。

今年春の選抜大会に続いて同校初の2季連続甲子園出場。今年春の東海大会も初優勝し、初出場した第99回大会を上回る1大会2勝を目指したがあと一歩及ばなかった。

3年生の石川主将は「諦めず1点ずつと思ったがチャンスを生かし切れなかった。粘り強く投げた佑囲斗と降井に申し訳ない。野手が打たないと全国では勝てない」と悔しさをにじませ、スタメン中唯一の2年生小林は「この経験を生かしてまた甲子園に来る」と土を拾わず球場を後にした。

■佐川竜朗・津田学園監督の話■
(相手打線に)失投を逃さず1球で仕留められた。これが全国レベル。悔しい気持ちもあるが3年生への感謝の思いも強い。