夏の甲子園 エース前「一番いい投球を」 津田学園ナイン、あすの履正社戦向け練習

【チームメイト相手に投げ込む津田学園エースの前=大阪府茨木市の追手門学院大グラウンドで】

第101回全国高校野球選手権大会で1回戦を突破した津田学園(三重県桑名市)の選手らは11日、大会第8日(13日)の履正社(大阪府)戦に向け、大阪府茨木市内で約2時間の練習を行った。7日の静岡との1回戦で160球完投した3年生主戦前佑囲斗が投球練習を再開。履正社の投手陣を想定した打撃練習にも取り組んだ。

前日まで遠投をこなす程度だった前はこの日ブルペンで15球投げた後、実戦形式の打撃投手として打者8人に投げた。霞ケ浦(茨城県)の本格派右腕鈴木寛人らから5本塁打を放ち初戦突破した履正社との対戦を前に「良いバッターが多くいるので冷静に投げたい。ヤマ場の試合なので今までで一番いい投球を」と力を込めた。

野手陣は守備練習や打撃練習を行った。履正社の主戦左腕、清水大成を意識した打撃練習では、1年生左腕の中村皇人以外に、佐川竜朗監督も打撃投手を務め、選手1人1人に助言しながら投げ込んでいた。

1回戦の静岡戦で先発全員安打を達成したこともあり、選手らはリラックスした表情で快音を響かせていた。3年生の1番打者大音壱汰は「初回から何としても塁に出たい」、主将の石川史門は「相手は強い学校だけどすきもあると思う。そういうところをついて、試合をやりたい」と意気込んでいた。