津特産「久居梨」 黒宮さんが知事賞に 出来栄え競う 三重

【ひさい梨の糖度を測る県中央農業改良普及センターの職員ら=津市久居新町のJA三重中央久居支店で】

【津】三重県津市久居地区の特産品「久居梨」の出来栄えを競う第57回品評会が8日、同市久居新町のJA三重中央久居支店であった。30軒の生産者が出品し、形状や糖度などを審査し、井戸山地区の黒宮俊行さんが最高賞の知事賞に選ばれた。

久居地区には43軒、計約22ヘクタールのナシ園があり、「幸水」と「豊水」の2品種を生産。大半は個人の直売所で販売される。品評会は生産者でつくる久居果樹振興協議会(畑公雅会長)が技術の向上を目的に年1回開催している。

審査は松阪市の県中央農業改良普及センターの職員4人が担当。7個入り3キロ箱の幸水梨の形状や病害虫、玉ぞろいなどを確認し、果実を切って糖度や硬度を測った。上位3賞の順位は隣接する産直場の来店客が食味審査して決めた。

審査した西川豊・同センター果樹普及課長(53)は「今期は花の時期の低温や長梅雨があり心配されたが、病気もなく甘さの乗った平年並みのできになった。技術でカバーしていただいた努力のたまもの」と評価した。

他の入賞者は次の皆さん(かっこ内は地区)。

津市長賞=前野隆良(井戸山)▽県議会議長賞=鈴木克昌(小野辺)▽津市議会議長賞=石田旭(同)▽津農林水産事務所長賞=深谷豊(戸木)▽県中央農業改良普及センター所長賞=西尾友秀(小野辺)▽津市農業委員会会長賞=澤井由則(同)▽JA全農みえ県本部長賞=深谷峰子(井戸山)▽県園芸振興協会会長賞=澤井正義(小野辺)▽四日市合同青果社長賞=塚本禄郎(井戸山)▽県印三重中央青果社長賞=信藤三和子(小野辺)▽JA三重中央組合長賞=服部誠治(井戸山)