三重県議会 常任委員会と会見日程重なる 調整ミス、議長が陳謝

三重県議会で7日、豚コレラなどを審議する常任委員会と、中嶋年規議長による定例記者会見の日程が重なるトラブルがあった。いずれの開催も事前に決まっていたが、議会事務局などが日程を調整していなかった。中嶋議長は記者会見で「私の指導不足もあって、このような事態になった」と陳謝した。

議長の定例記者会見は月に一度の開催。県議会事務局と県政記者クラブが3カ月ほど前から、本会議や常任委員会の日程を考慮して調整している。8月の会見を7日に開くことは4月に決まっていた。

また、県議会も6月、環境生活農林水産常任委(谷川孝栄委員長、8人)を会見と同じ8月7日に開くことを決定。その後、豚コレラが発生したことを受け、常任委で対応の報告を受けることとした。

会見と常任委の時間帯は重なったが、議会事務局は常任委の開催を記者クラブに通告しつつ、日程の調整は申し入れなかった。常任委には多くの記者が傍聴に訪れたが、記者会見の出席者は3人にとどまった。

中嶋議長は会見で「常任委の日時を変更しようとしたが、委員のメンバーの都合などを考えると無理だった。本来なら記者クラブに相談すれば良かったが、このような事態となった」と説明した。

会見に同席した議会事務局の湯浅真子局長も「委員会の日程は委員長や執行部で調整した結果とはいえ、日程が決まった段階で報道機関に相談しなかったことは調整不足だったと考えている」と述べた。