
三重県職員の子どもらが父母の職場を見学する「子ども参観」が7日、県庁であった。中学1年までの83人が職員と名刺交換したり、父母の同僚らから仕事の内容を聞いたりして職場を体験した。
県が仕事と育児の両立を目指す職員を応援するため、平成26年度から毎年夏休みを利用して実施。本年度で6回目となる。職場を訪問した他、県議会議事堂を見学した。
子どもらは鈴木英敬知事とも面会。「知事になった理由は何ですか」「人前で話すときに緊張しない方法はありますか」などと質問していた。
山本隼士君(10)、蓮士君(9つ)兄弟は「毎日難しそうな仕事をしていてすごいなと思った」と話した。総務課で働く母・亜友美主任(36)は「どうしても残業で遅くなってしまうので、頑張っていることを分かってもらえる良い機会になった」と語った。