四日市市 全国学テ、小中学4教科で平均以上または同等 三重

【四日市】三重県の森智広四日市市長は6日の定例記者会見で、本年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を発表した。市立小学校の6年生と市立中学校の3年生が調査対象で、小中学校5教科のうち4教科で全国平均以上または同等の結果となった。

国語、算数(数学)、英語の3科目で、国語と算数(数学)は今年度調査から知識を問うA問題と応用力を試すB問題を統合した出題。初めて実施された英語は「聞くこと・読むこと・書くこと」と「話すこと」の2種類があったが、英語の「話すこと」調査は参考点のため各校にのみ通知され、市全体の結果は提供されていない。

調査結果によると、市の平均正答率は、小学校では国語は全国平均を下回り、算数は全国平均と同等の結果で、特に国語で「漢字」「接続語」「ことわざ」の理解と活用について課題が見られた。

中学校では国語、数学、英語の3科目で全国平均以上または同等の結果となった。英語は都道府県、政令市別の公立学校の平均正答率一覧公表結果から見ても上位グループに属している。市は姉妹都市ロングビーチ市などからネイティブの英語指導員を増やし、担当教員との連携による指導を継続してきたことなどにより、実践的コミュニケーションの場を想定しながら「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を総合的に育成してきたためとしている。

森市長は「四日市は英語に力を入れているという結果が出て来た。調査結果の詳細な分析を図り、研修会などで各学校に具体的な授業づくりについて指導を行うとともに、各学校で自校の分析・結果公表を行い、授業改善に向けて一層努力するように働きかける」と述べた。