
【伊勢】三重県の県道路インフラメンテナンス協議会(会長・秋葉雅章三重河川国道事務所長)は5日、伊勢市御薗町長屋のハートプラザみそので橋梁施設の点検技術等に関する現地点検講習会を開き、各市町の道路管理担当者や民間の点検従事者ら約50人が参加した。
同省による定期点検要領が今年2月に改訂され、各種点検方法が効率化されたことや、ドローンなど新技術の導入が推進されていることから、その周知を目的に実施。参加者らは座学や、松阪市松浦崎町の国道23号溝橋での現地実演会などを通じて理解を深めた。
会に先立ちあいさつした同国道事務所の池田泰幸総括保全対策官は「中身を持ち帰り、各職場で生かしてもらえたら」と話した。
同協議会は県内の道路や橋梁インフラの維持管理や補修、更新技術や予防保全、老朽化対策に関する意見交換の場として、国交省三重河川国道事務所を事務局に県や各市町が参加して平成26年3月に設立。定期的に現地講習会やセミナーなどを開催している。