蔵元6場の新酒チェック 県酒造組合南勢初呑み切り 出荷に向け助言 三重

【新酒の利き酒をする審査員ら=松阪市日野町の同市市民活動センターで】

【松阪】三重県の県酒造組合南勢地区初呑(の)み切りが5日、松阪市日野町の同市市民活動センターであった。松阪市、伊勢市、多気郡の蔵元6場が吟醸酒や純米酒など29点を出品。名古屋国税局の田中宏典鑑定官ら5人が貯蔵酒の香りや味、色をチェックし、秋の出荷に向け助言した。

冬に仕込んだ酒を春に「火入れ」で加熱殺菌した後、タンクで熟成させてきた。初呑み切りは梅雨が明け、タンクの密封を解いた後、貯蔵状態と酒質を専門家が利き酒し、秋以降の出荷時の技術的な知見を得る目的。タンク下の呑み口を切って開栓するので呑み切りと呼ぶ。

講評では「適切にお酒を管理されていましたので、今年の夏の暑さに負けていない味わいに仕上がっていました」「今が飲み頃ですので、ぜひご家庭でご賞味ください」とされた。