建具職人の技術見て 全国大会の入賞作 鈴鹿市役所で展示 三重

【日本建築士会連合会長賞を受賞した「新沙織組子」=鈴鹿市役所市民ロビーで】

【鈴鹿】三重県の県建具工業協同組合鈴鹿支部(支部長・藤本木工所の藤本拡司代表)は5日、鈴鹿市役所市民ロビーで建具職人が作製した建具作品2点を展示した。9月6日まで。

展示しているのは、6月に愛知県で開催した全国建具大会で、全国5位の日本建築士会連合会長賞を受賞した組子パネル4枚組「新沙織組子」、愛知県知事賞を受賞した「六角形茶室」。

新沙織組子は同市加佐登三丁目の市野建具店(市野政光代表)が作製。尾鷲産ヒノキなど3種類を使用し、1枚のパネルに7つの卍形を組み合わせたオリジナル作品。

六角形茶室は市内国府町の藤本木工所と十宮一丁目の藤田建具店(藤田正治代表)が共同製作。県産杉を使い、壁の窓と天井の明かり窓に伝統工芸の組子細工を取り入れた独自のデザインが特徴。

同支部は現在、市内建具店3件で構成。藤本支部長(66)は「職人たちの技術を見てもらうことで、多くの市民に建具がどういうものかなど、理解が深まれば」と話していた。