帝国DB 7月の三重県内景気動向調査 景気減速が鮮明に

帝国データバンク津支店が5日に発表した7月の三重県内景気動向調査結果によると、「景気が良い」と答えた企業から「悪い」と答えた企業を差し引いた景気DIは前月比1・2ポイント減の43・1で、2カ月ぶりに悪化した。5カ月連続で50を割り込んだ。

全国順位は前月から4つ下がって31位。前年同月(9位)と比べて大幅に下落した。東海4県では4カ月連続で最下位となった。

規模別では大企業が前月と比べて3・1ポイント減の49・0、中小企業は1・0ポイント減の42・0でいずれも悪化。規模間格差は7・0となり、前月から2・1ポイント縮小した。

業界別では、9業種のうち、製造や運輸・倉庫など7業種で50を割り込んだ。前月と比べて金融や卸売、小売の3業種が改善した一方で、建設や製造など5業種が前月を下回った。

同支店は「景気減速が鮮明となりつつある。地域経済をけん引してきた大企業に陰りが見え始め、本格的な後退局面入りの可能性は否めない」としている。