5月の三重県内経済「回復が一服」 消費堅調も生産減退予想

三重県はこのほど、5月の県内経済情勢を発表した。県内経済の情勢判断を「回復が一服している」と三カ月連続で判断。個人消費や求人が堅調な一方、大手メーカーの生産ラインの一部停止で次月以降に生産活動の減退が予想されるため、判断を据え置いた。生産分野は「おおむね横ばいとなっている」、個人消費は「緩やかに持ち直している」、雇用情勢は「着実に改善している」との見方を維持した。

鉱工業や製造業の活動状況を示す鉱工業生産指数は前月と比べて4・0%増の113・1で、2カ月連続で増加。生産種別では、県内主要産業のうち電子部品・デバイス工業と輸送機械工業が前月を上回った。

消費分野では大型小売店の販売額が前年同月と比べて1・2%減の208億2600万円で、2カ月連続で前年同月を下回った。コンビニの販売額は、県全店で2・5%増の134億7700万円で7カ月連続で前年同月を上回った。

新車登録台数は、前年同月比7・6%増の4323台で、3カ月ぶりに前年同月を上回った。新築着工数は2カ月ぶりに前年同月を上回り、959戸。有効求人倍率は1・70倍で、前月を0・03ポイント下回った。