津平和のための戦争展 空襲跡の写真や疎開家族の手紙 三重

【戦災後の津市の写真や立体地図を置く展示会場=津市西丸之内の津リージョンプラザで】

【津】三重県津市の戦争を伝える「津平和のための戦争展」(同展実行委主催)が2日、同市西丸之内の津リージョンプラザで始まる。戦時中の遺品や写真など約400点を展示。4日まで。

津でも大きな空襲があったことを市民に伝えようと同実行委が毎年開いている。今年で32回目。

今年は、三重師範学校の教員宛てに疎開した家族が送った手紙など学校に関する展示物を多く展示している。手紙は5月に三重大学教育学部付属小学校で見つかった。

そのほか、焼け野原になった市街の写真や爆弾・焼夷(しょうい)弾の残片など津市に関する展示物や東京大空襲、沖縄戦、被爆後の広島と長崎の写真なども置いている。

担当者は「津の空襲は2500人以上の死者が出たと言われるほど大きな被害が出ている。戦争経験者はもう戦争は嫌だと思ったに違いない」と話し「その思いを同じ市民として持ち続けるためにも空襲があったことを知ってほしい」と呼びかけている。