和装専門誌に特集 松阪木綿のきもの工房きっかけ 三重

【「花SaKU」の松阪木綿特集を示す別所さん(中央)と竹上市長(右)=松阪市役所で】

【松阪】三重県松阪市の老舗呉服店の社長三人でつくる「松阪きもの工房」は31日、市役所で竹上真人市長に、松阪木綿を特集した和装専門誌「花SaKU」8月号(税別700円)の発刊を報告した。同工房の東京での作品展示会が特集のきっかけになった。

同誌は昭和54年創刊。PR現代(東京都中央区日本橋小舟町)が業者向けに4万部発行している。8月号38ページのうち特集「城下町松阪 木綿ものがたり」が22ページを占めている。

同工房は昨秋、東京都台東区のきもの鈴乃屋本店で「伊勢路・東海道 木綿街道物語」と題し、「松坂嶋、あの津嶋、尾張木綿、三河木綿」の4地域の手織り木綿作品展を開いた。同誌が取材に訪れ、特集に発展した。

特集には着物姿の竹上市長も登場し、「木綿と藍の栽培が、山間地の獣害対策と共に進められています」「松阪もめんの風合いが好きで、折に触れシャツやネクタイを身に着けています」とメッセージを寄せている。

同工房の別所孝雄さんは「木綿作品展の第2回を開いてほしいと言われている。埼玉県の川越や知多、遠州から一緒にしたいと話がある。木綿の良さを知っていただけるとありがたい」と話していた。