園児の散歩道、危険2653カ所 大津死傷事故受け県内調査 三重

【ぶら下がり会見に臨む鈴木知事=三重県庁で】

鈴木英敬三重県知事は31日、滋賀県大津市の県道交差点で5月に散歩中の保育園児らの列に車が突っ込み、16人が死傷した事故を受けて三重県内の保育所や幼稚園の散歩コースで危険箇所を調査した結果を発表した。ガードレールや側溝のふたのない危険箇所は2653カ所あり、うち1日当たり1万台以上が通行する交通量の多い道路の交差点は137カ所あった。

調査は5月末―7月中旬、県内の保育所や幼稚園など889施設を対象に実施した。753施設で園児が園外で散歩していた。

危険個所のうち交通量の多い道路で信号のある交差点は81カ所、信号のない交差点は56カ所あった。ガードパイプや車止めなど必要な対策を年度内に講じる。

県は保育施設や市町、警察などと合同で8―9月に点検する方針。

鈴木知事は「点検や対策を通じて、かけがえのない子どもたちの命を社会全体で交通事故から守りたい」と述べた。