熊野尾鷲道路 令和3年夏、全線開通へ 三重

【令和3年夏に開通予定の熊野尾鷲道路の二期工事区間(紀勢国道事務所提供)】

国土交通省は31日、三重県尾鷲市と熊野市をつなぐ自動車専用道路「熊野尾鷲道路」(延長24キロ)のうち、建設中の二期工事区間(延長約5・4キロ)が令和3年夏に開通する見通しとなったと発表した。これで同道路は全線が開通する。

同区間は紀勢自動車道の尾鷲北インターチェンジ(IC)と熊野尾鷲道路の尾鷲南ICを結ぶ。総事業費は約260億円。26年度に着工した。トンネル掘削など工事終了の見通しが立ったため、開通時期の見通しを公表した。

同道路は三重とこわか国体・三重とこわか大会(全国障害者スポーツ大会)が開幕する令和3年9月までに全線が開通する見通しとなり、紀勢国道事務所は「開通により、競技会場への移動時間短縮が期待される」としている。

鈴木英敬知事は「三重国体に開通を間に合わせてほしいと言っていたところ、開通の見通しが示されてうれしく思う」「知事に就任して最初に事業化が決まった道路が、いよいよ開通となり、個人的にも感慨深い」と話した。

■加藤千速尾鷲市長の話■
災害時の復旧・復興活動はもとより、日頃の経済活動への大きな効果が期待できる。令和3年9月に開催される国体でのオープンウォータースイミング競技をはじめとして、輪内地区としてもアクセス向上が図られるため、非常にありがたい。