火力跡地の企業誘致に支援を 尾鷲市長が知事に要望 三重

【意見を交わす鈴木知事(左)と加藤市長=尾鷲市向井の県立熊野古道センターで】

【尾鷲】鈴木英敬三重県知事と加藤千速尾鷲市長の「一対一対談」が29日、尾鷲市向井の県立熊野古道センターで開かれ、昨年廃止された中部電力尾鷲三田火力発電所の跡地活用などについて意見を交わした。

加藤市長は火力跡地について「集客交流人口の増加に向けて事業の可能性について検討している」と述べ、企業誘致のために十数社の企業を訪問していることを説明。その上で、企業の紹介や支援体制を鈴木知事に要望した。

鈴木知事は、火力跡地は「東紀州地域全体の起爆剤として活用してくべき」と強調。県が、南部13市町を支援するために創設した基金「南部地域活性化基金」の活用の見直しを進めていることを説明した。現在、基金は市町単独で活用できないため、鈴木知事は「跡地活用のため基金が活用できないか考えている」と述べた。