豚コレラ 自衛隊が撤収

【鈴木知事(手前左)から謝辞を受ける自衛隊員ら=いなべ市藤原町市場で】

家畜伝染病「豚コレラ」の感染が確認されたいなべ市内の養豚場で、防疫作業に当たっていた自衛隊が27日、撤収した。24日の災害派遣要請から、陸上自衛隊久居駐屯地の隊員を中心に延べ545人が出動し、殺処分や豚の埋却作業を支援した。

この日は、いなべ市藤原町市場の藤原文化センターで撤収式があり、隊員約40人が出席した。豚コレラ対策本部長の鈴木英敬知事が「県職員が防疫措置に当たるのが初めてであった中、皆さんから指導をいただき、スムーズに作業を行えた」と謝辞を述べた。

自衛隊派遣は、鈴木知事が24日の本部員会議で陸上自衛隊第33普通科連隊の石原雄介連隊長に要請した。豚コレラの感染拡大を防ぐため県職員と隊員が作業する場所を分け、自衛隊は豚舎11棟のうち六棟を担当。27日までに活動を終えた。

県によると、27日午後3時までに、県職員や隊員ら延べ1792人が作業に当たり、3272頭を殺処分した。県は28日までに養豚場が飼育している4058頭の豚を全て殺処分する方針で、県職員らが残りの作業に当たる。