「主婦の店」で電子レシートサービス 県内スーパーで初の導入

【スマートフォンに送られ、表示される電子レシート=尾鷲市瀬木山町の主婦の店で】

【尾鷲】東紀州地域でスーパー7店舗を運営する主婦の店(本社・尾鷲市)が26日、レシートをスマートフォンから確認できる電子レシートサービス「スマートレシート」を全店で導入した。県内では初という。

同社の北裏大社長と、同サービスを開発・提供する電子機器製造販売会社、東芝テック(東京)の担当者が市内で同日、記者会見して発表した。

同サービスは、スマホから紙のレシートと同様に客が購入した商品の履歴を見ることができる。東芝テックが平成26年10月から他県で提供を開始し、現在、全国では48社683店舗が導入している。その9割以上がスーパーという。

利用方法は、客が同社の無料アプリをダウンロードして会員登録し、主婦の店が発行している電子マネー機能が付いたポイントカードをレジで端末にかざすと、自動的にスマホへレシートが届く。

購入した商品は食費、日用品、医療・保険など九種類に自動的に振り分けられて集計され、家計簿としても利用できる。電子レシートは13カ月間保管され、閲覧できる。会計時に従来の紙のレシートは出ないが、必要な時はレジで申し出ればすぐに出してもらえる。

主婦の店によると、カード会員は約4万人。一割の4千人が利用すると、レシートロール紙を年間1100本節約できるという。

同社の北裏社長は「レシートが財布の中にたまるということもなくなり、環境にも良い。お客さまに便利になったと言っていただけたら幸いです」と話した。