尾鷲 子どもら「いかだ」製作 「夏の子ども学校」前に住民と 三重

【いかだづくりに取り組む子どもと住民ら=尾鷲市三木浦町で】

【尾鷲】三重県尾鷲市三木浦町で「夏の子ども学校」が21日に開かれるのを前に、同町周辺の子どもと保護者、住民約30人が19日、レースで使用するいかだを制作した。

子ども学校は、今年3月で休校になった三木小学校の児童たちが、遠泳やいかだレースなどを通して住民と交流を図る目的で開いてきた。学校は休校になったが、今年で40年目を迎える伝統行事を守ろうと、今年3月に「三木浦子ども会」を発足させ、準備を進めている。

同会の小倉義正会長(50)は「伝統が途切れることは残念なので、できる限りのことはやりたい」と話す。

当日、子どもたちは、三木浦漁港を発着点に遠泳といかだレースを実施。4年生以上の子どもが約1キロを泳いだ後、9人ずつ2班に分かれ手作りのいかだに乗り込み、往復約200メートルのコースで速さを競う。

この日は、竹や養殖用フロートなどを使い、レースで使う全長約4メートルのいかだを造った。児童会長の6年下地響君(11)は「水の抵抗を少なくするために前の部分をとんがらせた。頑張って勝ちたい」と意気込んでいる。