唾液の実験で歯や口の健康学ぶ 県歯科医師会が親子体験教室

【pH試験紙を使って唾液の働きを確認する参加者ら=津市一身田上津部田の県総合博物館実習室で】

【津】県歯科医師会(大杉和司会長、会員約860人)は14日、津市一身田上津部田の県総合博物館実習室で「親子体験教室 歯のびっくりサイエンス」を開いた。事前の募集に応じた県内の親子17組42人が、実験を通じて唾液の成分や働きを学んだ。

歯や口の健康について考えるきっかけにしてもらおうと毎年この時期に開催し6回目。愛知学院大学短期大学部歯科衛生学科の犬飼順子教授(52)が講師を務めた。

実験では唾液に含まれるカルシウム量を水と比較したり、ガムをかんだ場合とかまない場合の唾液量の違いを実際に測定。pH試験紙を使った実験では、オレンジジュースやサイダーに唾液を混ぜて前後の変化を比べ、酸性から中性に戻す働きを確認した。

犬飼教授は「唾液にはたくさんのカルシウムが含まれ溶けた歯を元に戻す」などと説明。松阪市立花岡小6年の森下煌章君(12)は「したことのない実験で楽しかった。よくかんで食べることが大事と分かった」と感想を話した。