参院選三重選挙区 立民・枝野代表ら芳野氏応援 吉川氏は北勢遊説

【枝野代表(左)らと団結する芳野氏(中央)=四日市市諏訪栄町で(右の写真)、交差点で手を振る吉川氏(右)=いなべ市員弁町石仏で】

参院選は13日、後半戦に突入した。三重選挙区(改選数1)で2選を目指す自民党現職の吉川有美氏(45)は、桑名市など北勢の4市町で街頭演説。「どうか最後まで皆さんの力を賜りたい」と支持を求めた。これに対し、野党統一候補で無所属新人の芳野正英氏(44)は、立憲民主党の枝野幸男代表ら野党幹部を四日市市に招いて演説会を開催。枝野代表は「ここからの1週間が勝負。必ずや芳野さんを勝たせてください」と訴えた。

危機感前面に遊説 吉川陣営

吉川氏は、いなべ市のスーパーや桑名市の商店街などで街頭演説に臨んだ。買い物客に駆け寄って握手して回ったほか、通行する車のドライバーに「厳しいんです。助けて下さい」と訴えた。

いなべ市員弁町石仏の商業施設前で臨んだ街頭演説では「地域を支える子どもたちがこの地域で元気に、将来に夢と希望を持って安心して育っていくことができるように取り組む」と訴えた。

10月に予定される幼児教育と保育の無償化について「皆さんが声を上げ、私にさまざまなことを教えて下さった結果」と説明。今回の選挙情勢について「6年前よりも厳しい」とし、支持を求めた。

演説後は聴衆から「頑張れ」との声援を受けて選挙カーに乗り込んだ。同市のほか、桑名市、東員、川越両町で地元の県議らと演説に立った。サインを求められたり、似顔絵をもらったりする場面もあった。

各党代表が一堂に 芳野陣営

演説会は午後4時ごろ、四日市市諏訪栄町の諏訪公園で開かれた。枝野氏や国民民主党の渡辺周副代表のほか、共産党や社民党、市民連合の幹部も出席。各党が参院選の演説で肩を並べるのは三重が初という。

枝野氏は「株価や大企業だけに目を向け、国民の暮らしにふたをする6年間だった」と安倍政権を批判。「明日の安心を作るには、政治を変えなければならない。待っていたのでは変わらない」と訴えた。

野党統一候補の芝博一氏が当選した3年前の参院選三重選挙区を「三重の皆さんが結集して最後の最後に追い越した」と振り返った上で「党派を超えて訴える意義を感じ、輪を広げてほしい」と呼び掛けた。

芳野氏は「残り1週間も戦い続け、なんとしても勝ち上がって見せる」と決意を語った上で「経済効率最優先の社会を変えるために一致団結しよう」と強調。各党幹部らとの「よしのコール」で締めくくった。