鈴鹿 光太夫の消しゴム寄贈 小学1年生に配布へ 三重

【市内の小学1年生に配布される光太夫消しゴム=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市出身で、江戸時代後期ロシアに漂着した大黒屋光太夫(1751―1828年)を幅広く知ってもらうことで、市を盛り上げたいと活動する「光太夫ネットワーク」(田中正一代表)は12日、同市役所を訪問し、光太夫のイラスト入り消しゴム約1650個を寄贈した。

消しゴムは横約4センチ、縦約1・6センチ、高さ約1センチ。白地に小豆色で光太夫とロシアの女帝エカテリーナ2世の絵が描いてある。同ネットワークの昨年度の光太夫関連商品販売による収益の一部で作製した。今年で4回目。

市教委を通じて、市内全小学校30校の1年生約1650人に1個ずつ配布する。

来庁した田中代表(52)は末松則子市長に消しゴムを手渡し、「子どもたちには、光太夫の『どんなときにも諦めない心』を学んでもらいたい」と話した。

末松市長は「消しゴムを通じて、子どもたちのふるさと教育や地元の偉人への関心につなげていければ」と謝辞を述べた。

大黒屋光太夫は江戸時代後期の船頭でロシアに漂着。10年後に帰国し、日本の蘭学発展などに寄与した。同ネットワークは市観光協会会員事業者11社で構成する。