夏の行楽期控え事故防止 交通安全県民運動スタート 三重

【飲酒運転根絶に向けてかけ声を上げる参加者ら=津市のボートレース津で】

夏の交通安全県民運動(11―20日)の出発式が11日、三重県津市藤方のボートレース津であり、主催者の県交通対策協議会(会長・鈴木英敬知事)をはじめ約170人が交通安全の啓発に向けて出発した。

県警交通企画課によると、10日現在の県内の人身事故件数は1991件(前年同期比512件減)でうち死亡事故件数は35件(同3件減)。事故で亡くなった35人のうち18人が65歳以上の高齢者だった。また四輪乗車中に亡くなった15人のうち、12人がシートベルト非着用で、うち7人は運転者だったという。このほか飲酒運転に伴う人身事故は5月末現在で17件(同4件増)発生している。

出発式では、清泉愛育園(津市新町)の園児約20人とふれあい長寿津の会員約70人が参加し、各代表が稲垣清文副知事から反射タスキなど啓発物品の贈呈を受けた。園児が楽器演奏を披露し、ご当地ヒーロー「観光戦隊イセシマン」の交通安全教室、飲酒運転根絶に向けた開始宣言などがあった。

稲垣副知事は全国で発生している高齢運転者の事故や園児が犠牲になった死傷事故にふれ、「平成から令和に変わっても痛ましい事故はなくならない。誰でもどこでも起こるものとして各家庭や職場で話し合ってほしい」と呼びかけた。

難波健太県警本部長も「事故多発が懸念される行楽シーズンを控え、各関係機関と連携して啓発や指導取り締まりに当たりたい」と話した。