超高齢社会、市民と意見交換 松阪市長、地域の見守りなど 三重

【竹上市長(手前)と意見交換する参加者ら=松阪市川井町の橋西地区市民センターで】

【松阪】三重県松阪市は十日、同市川井町の橋西地区市民センターで「市長と語る会 超高齢社会と向き合う」を開き、竹上真人市長と住民協議会長や自治会長ら約20人が意見交換した。市内全域を31日まで巡る全9回の最初。今月立ち上げる外部有識者でつくる「超高齢社会対策検討委員会」での議論の材料にする。

同委員会は高齢者支援策や効果的な手法を市長に提言する。来年度予算や次の市総合計画へ反映させる。

竹上市長は「認知症はどんな対応をするかが本当に大きな課題。元気なうちに自分で財産や墓じまい、延命治療について意思を書いておく松阪市版エンディングノートを作成している」「市内に空き屋が3500棟あり大きな問題。独居宅が増え介護施設に入るとたちまち空き家になる」と説明した。

出席者は「なかなか民生委員のなり手がいない」「住民協会長を無償で引き受けているが、ボランティアのままでいいのか」などと質問や意見を出した。

竹上市長は「昔に比べると独居宅が本当にたくさんあり、民生委員だけで面倒みてくれというのは無理。しかもなり手がない。制度的なものを検討会で考えていただければ」「役員が無償ボランティアでは長続きしない。地域組織の一本化、予算の一元化で予算を使い勝手がいいようにしていかないといけない」と話した。