夏の高校野球三重大会 大役果たし初戦突破に弾み 津工・西口主将が選手宣誓

【打撃練習に励む西口主将=津市半田の津工業高校で】

11日の全国高校野球選手権三重大会開会式で、津工業高校3年の西口生真主将(18)が選手宣誓を行う。打っては中軸、守っては扇の要の捕手のチームの大黒柱。開会式で大役をまっとうし、津東との地元対決となる15日の1回戦突破に弾みをつけるつもりだ。

6月25日の組み合わせ抽選会会場で、大会に参加する62校の主将の中から抽選で選ばれた。家に帰ると家族からは「良かったな」と声をかけられた。会員制交流サイト(SNS)では友人たちから約20件の連絡が入り、驚きの声が多かったという。

昨年からレギュラーで、新チーム発足後に竹内伸監督から主将に指名された。就任後、平成27年から初戦敗退が続いていたチームを変えるため、目標を初戦突破に変えた。以前はベスト8だったが、目先の一勝を大事にすることを重視して変更した。

目標達成に向けたキーマンになるのが矢田恭也投手。テンポと制球力の良さに加え、生まれつき片目が見えないことを「ハンディを感じることはない」と言い切る精神力の強さが持ち味の3年生左腕だ。

選手だけでなく、竹内監督からも信頼の厚い主戦の持ち味を最大限に発揮させ、チームを5年ぶりの勝利に導く。「応援してくれる保護者や地域の人への感謝の気持ちも込めて絶対に勝ちたい」と話している。