救急活動で多言語対応 津市消防 翻訳アプリと電話通訳使用 三重

【9日から本格稼働する翻訳アプリ=津市役所で】

【津】津市消防本部は救急活動などでの多言語対応を導入した。9日の市長定例記者会見で発表した。翻訳アプリと電話通訳センターを使った対応で、消防職員が救急活動を必要とする外国人と円滑にコミュニケーションを取れるようにする。

同本部の救急車に搭載しているタブレットに翻訳アプリを入れ、救急現場での外国人傷病者との会話の手段として使う。アプリは通常の音声翻訳に加え、救急現場での使用頻度が高い会話を定型文として登録している。音声翻訳は30種、定型文は15種の外国語に対応している。

また、外国人から救急通報があった際、電話通訳センターと回線をつなぐことで、外国人通報者、消防指令センター、電話通訳センターの三者間通話が可能になった。通訳を介することで迅速かつ確実に情報を得ることができるという。

アプリ、電話通訳ともに1日―8日までの試行期間を経て9日から本格稼働。前葉泰幸市長は「外国人の人に安心して津市の消防救急を使ってもらえる手段になる」と期待した。