三重県 ワクチン散布拡大検討 豚コレラ、国と協議

【ぶら下がり会見に臨む鈴木知事=三重県庁で】

鈴木英敬三重県知事は9日のぶら下がり会見で、家畜伝染病「豚コレラ」の感染拡大を防ぐため、感染源とされる野生イノシシ向けの経口ワクチンを散布する地域の拡大に向けて国と協議していると明らかにした。

拡大を検討しているのは、四日市、鈴鹿、亀山の3市。感染したイノシシが見つかったいなべ市と鈴鹿山脈でつながっているため、南下を懸念する養豚業者や自治体からワクチン散布を求める要望があった。

ワクチンの散布は県内でイノシシの感染が確認されたことを受けて今月5日からいなべ、桑名両市と菰野町で順次始まっている。県は再度散布する8月に、四日市、鈴鹿、亀山の3市でも実施したい考え。

鈴木知事は「国とはだいたい良さそう。そういう方向で協議できている」と述べ、国からは前向きな回答が得られていると説明。ワクチン散布を実施する関係市町の実務者との協議を進める考えを示した。