アユ投げ運勢占い 大紀町でおんべまつり 豊漁豊作、無事祈願 三重

【岩穴めがけて生きたアユを投げ入れる参加者=大紀町滝原で】

【度会郡】豊漁豊作や水難の無事を祈願し、生きたアユを岩穴に投げ入れて1年の運勢を占う神事「おんべまつり」(同まつり実行委員会主催)が7日、大紀町滝原の水戸神神社周辺であった。

古くから同地区に伝わる神事で、一時途絶えた時期もあったが昭和56年に同まつりとして復活。神様への供え物「御贄(おんにえ)」がなまって「おんべ」になったと言われている。

この日は同神社で神事が営まれ、祝詞奏上や出席者が玉串をささげた後、アユ占いが行われた。

谷口友見町長ら関係者12人が、川岸から9メートルほど離れた直径約80センチの岩穴めがけて順番にアユを投げ、今月から1年間の運勢を月別に占った。

アユが岩穴に直接入れば大吉、岩に当たって入った時は中吉、穴に入らなければ小吉と判定。8、11、3、6月に大吉が出ると見物客から拍手が起こった。

実行委の奥山修次代表(67)は「全国でも珍しいおんべまつりを絶やすことなく、長く続けていきたい」と話していた。