参院選三重選挙区 公示後、初のサンデー 支持拡大に奔走

参院選は7日、公示から初の日曜を迎えた。三重選挙区(改選数1)に立候補する自民党現職の吉川有美氏(45)は、津市内の行楽地やまつりの会場などで支持拡大に奔走。無所属新人で野党統一候補の芳野正英氏(44)は、衆院議員秘書時代に担当していた亀山市を訪れ、各地で街頭演説に臨んだ。

■吉川陣営
吉川氏は津市の郡部を中心に巡った。街頭演説の聴衆と子育てについて語り合ったり、市中心部で開かれた「つ七夕まつり」の会場で子連れの家族と交流したりと、若年層の支持拡大を図った。

この日は、市内でも過疎化が激しい美杉町で街頭演説を開始。同市美杉町下之川の下之川出張所では「ここで生まれ育った子どもたちがこの地域で仕事をして、結婚してずっと住めるよう取り組む」と訴えた。

森林整備の予算確保に努めた1期目の実績を紹介した上で「やっと2期目が目の前にあるが、今はまだ相手の後ろにいるような状態」と選挙情勢の厳しさを強調。「最後まで支えて下さい」と支援を求めた。

演説後には地元の子どもを抱いて記念撮影。「おばちゃんのことを忘れないでね」とハイタッチしていた。子連れの母親から子育ての話を聞いてうなずいたり、自らの育児経験を話したりする場面もあった。

県連顧問の田村憲久衆院議員も同行し、下之川出張所の街頭演説では「共産党が候補者を取り下げたため、2万票差で負けた3年前と同じ構図。最後の最後まで皆さんの力がなければ勝ち抜けない」と訴えた。
■芳野陣営
芳野氏は四日市市出身だが、中川正春衆院議員の秘書時代は亀山市を担当していた。「芳野君にとって亀山は政治の原点」という中川氏の強い意向を受け、同市を「初サンデー」の舞台に選んだ。

芳野氏は朝から選挙カーで市内を巡り、約20カ所で街頭演説に立った。声援を送る人たちに選挙カーを降りて駆け寄り、握手やガッツポーズをして「頑張ります」と声を掛ける場面もあった。

夜は、同市東御幸町の市文化会館で個人演説会を開催。集まった約300人(主催者発表)に「新聞報道では相手候補に水をあけられているが、ぶれずに突き進みます。ぜひ当選させてください」と呼び掛けた。

演説会には、学生時代から芳野氏と活動してきた国民民主党の泉健太衆院議員(京都3区)が出席。「ヨッシー(芳野氏)は私の初当選を支えてくれた。三重での勝利は全国に希望を与えるはず」と訴えた。