「関の山車会館」オープン 亀山で記念式典、市長ら祝う 三重

【関の山車を展示した収蔵展示棟=亀山市関町中町の「関の山車会館」で】

【亀山】三重県亀山市は6日、同市関町中町の「関の山車(やま)会館」の開館記念式典を開催した。櫻井義之市長や関の山車保存会の竹田邦彦会長ら86人が祝った。

同会館は重要伝統的建造物群保存地区「関宿」の街道沿いにあり、市の有形民俗文化財指定の「関の山車」の保存、継承の拠点。

大正後期に建てた木造平屋建ての主屋、離れ、土蔵の3棟を改装し、新たに山車収蔵展示棟を新築した。四棟で総延べ床面積576平方メートル。総事業費2億8000万円。

木造一部2階建ての同展示棟は高さ約5・4メートルの山車が出入りできるよう入り口の高さを約6・8メートルとし、現存する山車4基のうち、2基を常設展示する。主屋と離れでは関宿の歴史や地場産業「関萬古」を紹介する。

櫻井市長は「江戸時代から現代まで保存、伝承してきた尊い関宿の精神文化を未来永劫(えいごう)受け継がれることを願う」とあいさつした。

入館料は大人300円、大学生以下200円。問い合わせは同館=電話0595(96)1103=へ。