小泉氏、蓮舫氏が三重入り 参院選2候補の応援合戦

【演説する小泉厚労部会長(右)=津市西丸之内で、演説する蓮舫副代表=伊勢市岩渕1丁目で】

自民党の小泉進次郎厚生労働部会長は6日、三重県津市内で演説し、参院選三重選挙区(改選数1)で2選を目指す自民党現職、吉川有美氏(45)への支持を訴えた。一方、野党からは立憲民主党の蓮舫副代表が来県し、無所属で野党統一候補の新人、芳野正英氏(44)への支援を呼び掛けた。

小泉氏は午前11時50分ごろ、お城西公園(津市西丸之内)で開かれた吉川氏の街頭演説会に出席。支持者ら約800人(主催者発表)を前に「年金制度改革を実現するためにも吉川さんに力を」と訴えた。

小泉氏は演説で、吉川氏を「人生100年時代の年金制度改革をやろうと訴えてきた勉強会の仲間」と紹介。勉強会では、年金の受給開始年齢を自由に選べるようにするなどの制度改革を考案したとアピールした。

その上で「法律は衆院だけではできない。法案が衆院で通った後、参院で通らないとこれまた問題」と指摘。「この激戦区の一議席の価値が、年金の改革と直結してくる」と声を張り上げた。

小泉氏は演説の後、地元の神奈川県に向かった。吉川氏は鈴鹿市やいなべ市などを巡り、菰野町で開かれた公明党県本部の街頭演説会に出席し、公明党の井上義久副代表から激励を受けた。

蓮舫氏は午後4時すぎ、伊勢市岩渕1丁目の近鉄宇治山田駅前で開かれた芳野氏の街頭演説に合流。約250人(主催者発表)の聴衆に「新しい仲間、芳野さんを何が何でも勝たせていただきたい」と訴えた。

蓮舫氏は演説で、安倍晋三首相を「国会に来ないのに、やたらとテレビには出る。口を開けば憲法改正だが、そもそも憲法は権力者を縛るもの。生活や雇用、少子高齢化などの課題解決が優先だ」と主張した。

その上で、衆院議員の秘書を務めた芳野氏を「国会のことを誰よりもよく知っている即戦力」と評価。「権力に忖度せず、国民に寄り添う芳野正英を、どうか選んでいただきたい」と呼び掛けた。

演説を終えた蓮舫氏は聴衆と一人ずつ握手をした後、津市内の2カ所で開かれた芳野氏の個人演説会にも出席し、演説で支持を訴えた。芳野氏はこの日朝から、尾鷲市や熊野市でも遊説した。