6月の県内企業倒産は12件 帝国データバンク集計

帝国データバンク津支店(津市丸之内)は5日、6月の県内企業倒産集計(負債額1千万円以上)を発表した。件数は前年同月より8件多い12件だった。小口倒産が多く、県内全体の負債総額は前年同月より20億6200万円減の10億500万円となった。

業種別では建設業で5件、製造業で2件、サービス業で3件、小売業で1件、その他で1件あった。いずれも販売不振による不況が原因で倒産した。地域別では、北勢4件、中南勢7件、東紀州1件だった。

従業員が十人未満の、中小零細企業が中心。12件のうち四件は30年以上の業歴があった。11件は破産、1件は民事再生法の適用を申請した。

同支店の担当者は「原材料費の高騰や人手不足による人件費の悪化で、企業の収益が悪化している」と説明。「小口案件を中心に倒産が増加する可能性を否定できない」との見通しを示した。